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たたむ文化

2月20日付日経新聞の付録であるNIKKEI MAGAZINEに「たたむ文化」についての記事があったので、私の意見も併せて、ご紹介します。

この記事は、通訳ガイドの方、通訳案内士試験受験生にとって興味深い記事だと思います。

特に、通訳案内士試験受験生には、日本事情関連で役に立つと思います。

「たたむ文化」を一言で言って、日本独特の文化の一つと言って良いと思います。

日常生活では、洗濯物をたたむとか、布団をたたむとかの表現で「たたむ文化」が現れています。

なぜ、日本に「たたむ文化」ができたかというと、理由は3つで、

1.四季があるから

  ・季節によって自然の色合いも風景も変わる。季節の景色に合わせて、家具を出したり、たたんでしまったりしてきた。

2.日本家屋が狭い

  ・調度替えで使わなくなった家具をしまうには、たたんで小さくする必要がある。

3.日本人の「座る」生活

  ・畳の上で暮らす日本の生活は「平面的」。だからこそ、平面構成で、しかもたたんでしまえる着物のような衣類が生まれた。

表情豊かな季節・日本の住環境と「たたむ文化」は密接な関係があるということです。

先述の洗濯物をたたむや布団をたたむ以外に、たたむという表現を書き出すと

・店をたたむ

・ちゃぶ台をたたむ

・座椅子をたたむ

・びょうぶをたたむ

・扇子をたたむ

・網戸や雨戸もたためる外壁

などです。

現代において、「たたむ文化」が現れている機器として、

・日本の折りたたみ式携帯電話

 海外では、日本ほど折りたたみ式の携帯電話は普及していないらしい。

 折りたたみ式が人気なのは、携帯性を犠牲にせずに液晶やテンキーを大きくできるため、ネットやメールを積極的に活用できる日本人の使い方に合っている。

 しかしながら、昨今では、スマートフォン(Smart Phone)が世界的に普及しつつ、日本でも例外ではない状況となりつつあります。

 スマートフォンでは、液晶ディスプレイとキーが共用となり、メニューの数に応じて画面枚数が確保される構成となっています。

 折りたたみ式携帯電話が機械的な折りたたみ式と考えると、スマートフォンは、ソフト的な折りたたみ式と考えることができそうです。

・ノートパソコン

 日本のノートパソコンの普及は世界的に見ても早く、構成率も高いらしい。

 やはり、理由としては、大きいデスクトップよりも狭い日本の家屋には、ノートパソコンが都合がよいのだろうと推測しています。

があります。

また、「たたむ」という言葉には、「終わりにする」という意味が含まれています。

例えば、携帯電話やノートパソコンなどを終わるときにたたんで終わりにする。
「店をたたむ」という表現は、「店を終わり」にする(廃業にする)ということです。

最後に英語で「たたむ」という表現について考えてみたいと思います。

時事・ガイド用語では、

・屏風:folding screen

・扇子:folding fan

・折りたたみ型携帯電話:folding cellular phone

という感じで、「折りたたみ式」をfoldingで表現できます。

動詞として使う場合も、foldが使えます。

「店をたたむ」は、to close the store と表現できます。

この場合の「たたむ」は、closeで表現できます。

今後、日本語で「たたむ」という表現がでてきたら、英語でどう表現するかを考えてみるのも面白そうですね。

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